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「うっかりしていた」
2012 / 03 / 16 ( Fri )
「がれき移動は危険」 チェルノブイリ研究者が懸念!!
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188554-storytopic-1.html


先日NHKBS1で
「世界から見た福島原発事故」 
という番組を見ました。
こういう番組が深夜に放送されたのは非常に残念に思いますが、16日の18時から再放送されますのでお勧めいたします。(再々放送もあるかもしれません。)

番組を見ると、日本の原発への安全対策(過酷事故対策)がいかに軽視されてきたかが理解できます。

「長期にわたる全交流動力電源喪失は、考慮する必要はない。」
とH2.8.30に原子力安全委員会が決定

しかしアメリカの過酷事故対策では
「全電源喪失が過酷事故の最大の要因」
として
「電源喪失が長期化しても対応できることが重要として、外部電源もディーゼル電源も失った緊急時に使う非常用電源カートを備えている」
というように過酷事故に対する対策は日本とは真逆です。

なお日本の原子力安全委員会はアメリカのこうした取り組みを知っていたが、その対応は全くしてこなかったことが分かりました。

スイスの原子力会議のペロー副議長は

「全交流電源喪失は1980年代には、安全対策を考える上で基本中の基本だった。(全交流電源喪失に備えて)何日も非常用電源で持ちこたえるように対策を考えなければならないのです。電源喪失の可能性が(日本では)長い間無視されていたことに非常に驚きます。これ(全交流電源喪失)は有り得ない事故ではないのです。」 

と日本の対応にあきれておりました。

なお事故後、指針を所管する原子力安全委員会(実態は安全サポタージュ委員会)の班目春樹委員長はNHKの取材に対し、
「すべての電源喪失を考慮しなくてもよいとわざわざ書いてある。私もうっかりしていた。私自身も勉強不足で大変申し訳ない。」
と述べていました。

私もこの場面はTVで見ましたが、初めはわが耳を疑いました。

うっかりしていた。 勉強不足で大変申し訳ない」
で済む問題でしょうか。

「原発では全電源喪失が過酷事故の最大の要因」
というのは安全対策上の基本中の基本(イロハ)ですから
「うっかりしていた」
という言い訳で済まそうとする行為は、あまりにも国民を愚弄していると思います。

これは同じ東大教授の大橋同様に 
「専門家になればなるほど格納容器が壊れるなんて思えない。」
「水素爆発なんか起きるわけがない。」

と事故の確率が低いと高をくくり、最大の過酷事故対策を放置して電力会社の負担軽減に配慮した作為的なものであるといえます。

こうして番組は日本の原発安全対策が、他国よりも数段劣っていた(怠っていた)ことを淡々と告発しておりました。

なお原発事故後、IAEAスイス代表は

スイスは国民の健康と安全を守ることを優先し、原子力エネルギーの利用をやめることを決断しました。」
と世界と国民に向けて宣言いたしました。

ドイツ(メルケル首相は物理学専攻)も
「原発は倫理的ではない」
として、2022年までに原発を廃止することを決定いたしました。

さて未だに原発稼動を継続している日本はどうでしょうか?

これをスイスやドイツになぞらえれば
「日本は国民の健康と安全を守ることを優先せず、倫理は放棄して今までどおり企業と利権のために原子力エネルギーの利用を存続させる。」
ということに、本音ではなるのでしょうか。 

この原発事故の部外者であるスイスやドイツと、事故の当事者でまだ放射能を出し続けている日本のこの違いはどこから来るのでしょうか?

それは残念ながら理念や節操の無い政治家を選び続けてきた民度の低さに帰結するのでしょう。

しかし民度の低さは、マスコミ等々での
「原発は安全」
「原発は必要」
「放射能は怖くない」

等々という刷り込みの力もきわめて大きいかと思います。

何しろ電力会社からの広告費や研究費や政治献金(経営陣が個人献金名目で一律行っている)や寄付金等々は莫大ですし、高級官僚の天下り先としては大変においしい所(高給&高待遇)ですから。 


「強き者」を守る東電処理の本質 牧野洋 (1/2ページ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120308/mca1203080505014-n1.htm


「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染
http://www.mynewsjapan.com/reports/1437


浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る
「東海地震が起きれば関東・関西一円に放射能汚染が広まる危険性!」
http://www.mynewsjapan.com/reports/249


経産官僚10人が電力会社天下り 官業癒着で機能しない監視体制
「年収は推定2000万円~5000万円+退職金。無責任な官僚の豊かな老後と引き替えに、国民がモルモットにされている!」
http://www.mynewsjapan.com/reports/1416


「住民を被曝させるしかないと国家が選択した」【映像】
http://www.youtube.com/watch?v=PNQjGy3DHvk


原発震災:小出裕章:原子炉の現状/残された対応策/故郷...【映像】
http://www.youtube.com/watch?v=DEYCbp-dGe4


(追記)事務局は東京。>(緊急・拡散)3/25(南相馬で少女がマラソン大会)コースは年間外部被曝量6.11mSv 体内被曝を含めると21mSv以上。黒い粉も点在。
http://portirland.blogspot.jp/2012/03/325611msv-21msv.html
 
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13:30:30 | 未分類 | コメント(2) | page top↑
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コメント
--素晴らしいです--

最近、山田さんが
福島原発事故の記事をまとめて下さっているのを知って、大変心強く思いました。

by: ロッカーキャット * 2012/03/18 14:49 * URL [ 編集] | page top↑
--ロッカーキャット様へ--

原発に関しては容認派、反対派、無関心派と分かれておりますが、唯一つ確かなことは、今回の原発事故はどの派であろうと等しく放射能の被害を受けるということです。

チェルノブイリ原発事故のその後の放射能被害を知れば知るほど、福島原発事故の恐ろしさが見えてきます。

外部被爆もさることながら、内部被爆の影響は、日本では今後深刻な事態が予想されます。

それに放射能を含んだ瓦礫が全国に拡散すれば、事態はさらに深刻さを増すこととなります。

日本国民全体が、外部&内部被爆の脅威にさらされます。

広島→長崎→→チェルノブイリ→福島と、その名を人類は刻むことになりました。

まさに人類史上の大惨事の場にリアルタイムで立ち会っております。

そしてそれはまだ序章に過ぎず、再び福島原発が爆発し、フリーウォールを起こしてチェルノブイリを超える史上最悪のものになる危険性があります。

何しろ炉心が1基場爆発したチェルノブイリですら大惨事だったのですから、20の炉心に相当する高濃度放射性物質が存在している福島第一原発事故は、収束とは程遠い事態にあり、まさに崖っぷちにある時限核爆弾ですので予断を許しません。

ですから非常に憂慮しております。
by: 山田里志 * 2012/03/18 22:06 * URL [ 編集] | page top↑
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