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中国旅行徒然記(その4)
2010 / 10 / 12 ( Tue )
旅行中の2週間あまり、知人の家にホームステイしていたので、普通の中国人の暮らしぶりというか、日常の暮らしを淡々と味わうことが出来ました。

そうした暮らしぶりの中から、印象に残ったことを脈略無しに書き記して行きたいと思います。

●大通りを人力や自転車でリヤカーを引き、ロバや牛や馬で荷車を引く横を、高級外車が追い抜いていく光景に、時代の急速な変化と貧富の差を強く感じました。

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(公園内の道端で果物を売っている光景)

●夕方になると、小さなリヤカーを引きながら「豆腐~」と声をかけて家々を回る豆腐売りに、子供の頃に自転車でラッパを吹きならしながら豆腐を売る夕方の光景が思い出されました。
中国には古き日本のオールウェイズが色濃く残されている感じがしました。

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(自転車リアカーでぶどうを売りに行く途中と思われる農家のおばさん)

●「カーン、カーン」と鐘を鳴らしながら歩く人々に出遭いました。
何をする人々なのかと知人に聞くと「ペットボトルや空き瓶、空き缶を集めて回っている人たち」だとのことでした。
日本でいうホームレスではなく、ちゃんとした仕事のようでした。
大変だと思う反面、少しでもお金になることは仕事にしてしまうたくましさを感じました。

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(手に持った鐘を鳴らしながら、空き缶や空き瓶などを回収して回る女性)

●交通事情は恐怖でした。
とにかく交通ルールを極限にまで守らないのです。
赤信号でも交通量の多い通りを横切る人々や、その反対に横断中の人を跳ね飛ばす勢いで走り去る車など、日本では考えられない光景でした。
あるときなど、片側二車線のど真ん中を、自転車が逆走している場面に出遭いました。
また人が大通りのど真ん中に立ち並んでいて、次々と走り去る車の間隙をぬって横断します。
とても危険なので交通量が途絶えるのを待っていると、後から来た女性がすっすっと追い抜いて横断していきました。
まさしくキャリアの違いでした。
またクラクションは「鳴らすためにある」かのように、いたるところで鳴らしています。
交通マナーが悪い上にクラクションを激しく鳴らすので、余計に怖く感じました。

IMG_1400.jpg
(旅順市内の交差点を横断する男女)

●物価は品物にもよりますが、実感としては生鮮食料品は日本の三分の一以下(五分の一という人もいる)で、例えば朝市で購入した甘いみかんは1㎏が約120円で(伊東のスーパーではこの時期580円)、これは私が子供の頃の値段です。
公共交通機関はさらに安く、「旅順区内~大連市内」の約42kmの直通バスが約100円で、全席座っていけるので快適でした。
また旅順区内であればどこでも約10円でした。

IMG_1520.jpg
(大連市内で旅順行きの直通バスを待つ列。この日は中国の中秋休日のために混雑しておりました。ちなみにサングラス姿の山田も写っています。)   

タクシーの場合は初乗りが約100円で、距離が出た場合には日本よりも安く感じました。(日本で2000円かかる距離ならば、中国では200円といったところです。)
 ただし高級品(家電製品や宝飾品、車)といったものは日本とさほど変わらないか、割高な感じを受けました。
なお外食も比較的安く、消費税もありません。
毎日新鮮な野菜や果物、肉、魚介類、ビール(一缶約40円)などを食し、かなり贅沢な食生活をおくりましたが、財布の中はたいして減りませんでした。
なお中国人の知人からは
「日本人だと分かると金額が高くなるか、目方などの量をごまかされるから気をつけて」(日本人だとばれないように気をつけて)とアドバイスをされました。   

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(旅順にある大きな海鮮市場)

●自己主張が強く、大人同士の口論がよく見られました。
強く主張しないと不利益をこうむる社会なのかもしれません。
尖閣諸島付近での漁船衝突事件では、中国が無茶な主張をしていた印象を受けましたが、それが中国社会の一般常識なのかもしれないと思ったりもしました。

●街の空気が悪く、悪臭がする箇所が多い印象を持ちました。
またごみの散乱も見受けられ、衛生面ではクエスチョンでした。
しかし公園などは広くて綺麗に整備されており、居心地は悪くありませんでした。

IMG_1566.jpg 
(旅順にある広い児童公園)

ただし犬のウンチがいたるところに落ちており、飼い主のマナーはクエスチョンでした。
なお放し飼いの犬も多く見られましたが、概して面構えが逞しく中国人同様パワーが感じられました。

IMG_1308.jpg
(放し飼いの犬は、概ね目に力があり、精悍な面構えをしておりました。)

●山もありますが、山肌が露出していて緑は少なく、街も埃っぽく感じました。
なので車はすぐに汚れ、知人は川の水などでよく洗車をしておりました。

●超円高により、今1万円を人民元に替えると約800元になります。
中国の都市勤労者の月収は2000~5000元で物価も安いので、4~6万円もあれば生活していけるかと思います。
中国人の知人によると、大連の日本企業で働くある日本人会社員が来年定年を迎えるそうですが、定年後はそのまま大連で老後を過ごすということです。
むろん物価が安いというだけではなく、この日本人を魅了する何かが大連(中国)にはあるのだと思います。
なおフィリピンやタイなどと違って、一般人のリタイア暮らしは認められておりませんが、名目があれば長期滞在も可能なようです。

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(大連市駅近くの広場)

●旅順の中心地には大きなスーパー(デパート)やテナントがあり、休日には大勢の人の波でごったがえしておりました。
人口600万人の大連市の中心地はさらにその度合いが大きく、消費意欲は旺盛で活気にあふれておりました。
またいたるところ高層マンションが立ち並ぶと共に、建築中の建物も数多く見受けられ、「大連市~旅順区」の高速鉄道の建設も進められており、さらなる発展が伺えました。
中国の一人当たりのGDPはまだまだ低いですが、人々はエネルギーに溢れ、ものすごいスピードで経済発展していることが実感できました。

IMG_1485.jpg
(旅順の中心街)

●道につばを吐く大人が日本よりも多く見うけられ、それは男性だけに限らず、私が見ただけでも2人の女性がつばを勢いよく水平に飛ばしておりました。
たくましいというか、男勝りというか・・・・中国人男性の憧れは日本の女性だというのを聞いたことがありますが・・・・。


取り留めの無いことをるる書き出しましたが、それでもまた訪れたい国です。

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(旅順の「迎春公園」で太極拳を楽しむ人々)

今回の旅行では「中国銀行」に口座を開設してきました。(銀聯カードも)
日本人でもパスポートさえあれば口座が開設できます。(ただし窓口では中国語でのやり取りとなります。)

画像 1291
(日本の銀行の通帳よりも貧弱でしたが、このときの通帳の預金金額はさらに貧弱でした。)

帰国後はさらなる円高と日銀がゼロ金利政策を打ち出したので、この口座に日本の銀行から手持ちの日本円の一部を送金し、人民元預金をいたしました。

中国の預金金利は国策で比較的高金利に設定されています。(定期で年率2~4%あり、利息にも税金がわずかしかかかりません)

人民元は世界各国からの切上げ要求が強く、日本のように財政赤字が1000兆円目前となり、それでもなお赤字国債を発行し続け、それに対して何の対策も講じていない国の通貨よりは、よっぽど信頼が置けると思っています。

なお詳細はCD全集の中でも解説してありますが、中国の物価は日本の三分の一以下(五分の一という人もいる)ですので、円を人民元に変換しただけで、その価値が3倍~5倍になりました。

IMG_1509.jpg
(大連市内のマンション群と高層ビル群)

それなりにカントリー(チャイナ)リスクはありますが、それでもFXなどのギャンブルと違って現物預金ですので、リスクは少ないと思っています。 

あまり考えたくはありませんが、少子高齢化と経済の縮小、財政赤字(赤字国債)の増大、それらに対する無策と国民の危機感の無さ等に、さすがに自衛手段を考えざるを得なくなりました。

そういえば緊急経済対策として5兆円規模の補正予算が審議されるということですが、膨大な借金がさらに膨らむ事態を危惧しております。

今回はあくまでも保険の意味合いが強いので、この先何事も起きなくて杞憂に終われば、それが一番結構なことだと思っています。

日本でとんでもない事態が起きても、これで中国で10年くらいは食っていけそうです。(笑)

ゆくゆくは保険のつもりで、残りの平均寿命分くらいの生活費を人民元預金にするかもしれません。

ところで成田上空から地上を見下ろしたとき、緑の濃さと深さに、豊かな日本の自然を実感いたしました。

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(上空から見た成田近郊の景色)

帰国後の最初の食事はお寿司でした。
無論味噌汁も一緒に注文いたしました。
緑茶もおいしかった!(中国のペットボトル茶には砂糖が入っているので、ほとんど飲みませんでした。)

中国はとても楽しかったですが、一番安らいだのは、やはり日本の我が家でした!(了)

IMG_1687.jpg
(見慣れた我が家からの伊豆の景色)









 

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テーマ:不動産投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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