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サブプライム・ショックに思う(その2)
2007 / 09 / 22 ( Sat )
アメリカ東部に住む34歳のトラック運転手の場合も、事態は深刻でした。

月収45万円ほどの男性は、2年前に自宅を3300万円で購入しました。毎月の返済は20万円でした。不安はあったそうですが、家は年々値上がりしていたので、ローンが支払えなくなったら、売ればいいと決断したそうです。

住宅価格は年に12%上がっていたので、キャンディー屋の前にいる子供のようにすぐにサインしたそうです。

その後不景気により給料は激減し、ローンの支払いが滞るようになりました。そこで家の売却を考えました。

しかし住宅価格は下落し、売却すれば損が出ます。住宅価格が上がらないと、売るに売れない状態になっています。

この家にはプール付きの広い庭があり、その庭の一角には、これまたローンで購入した大型の新車が2台と、小型のクルーザーが置かれていました。

豊かな暮らしを手に入れた(と思っていた)暮らしは、どうやら砂上の楼閣のようでした。

これらは全て「勤労所得」から支払いをしなければならない「贅沢品」であり、けっして「不労所得」を生み出す「資産」ではなかったのです。

それにしても、こうしたローンを組めば、近い将来破綻するリスクはきわめて大きかったにもかかわらず、貸し出しを続けた金融機関も金融機関です。

悪質なのは、いくら貸し出しても、これらの債権を証券化して売りさばくので、借り手が焦げ付こうが貸し手は被害を被らずに済むので、自分たちの儲けのために貸し出し続けたということです。

つまり「借り手が破綻しようが、債権の買い手が困ろうが知ったことではなかった」という点です。

そのつけが、世界中の金融不安、景気の悪化となって跳ね返ってきているのです。これによって日銀は金利の利上げを見送りました。

グローバルスタンダードというのは、極論すればこうした道義の存在しない、弱肉強食の世界が標準(当たり前)なのだということなのかもしれません。

そういえばこれに近いことが、今日本でも盛んに見られるようになりました。(その3に続く)


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コメント
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いつも更新楽しみにしています。
私は北米に暮らしていたことがあるのですが、友人達の金銭感覚に驚いたことが何度もあります。先のことを考えずその場しのぎの人が非常に多かったです。
今回の記事を読んでそんな懐かしい記憶が戻ってきました。
by: 星輝 * 2007/09/22 12:25 * URL [ 編集] | page top↑
--星輝様、いつもコメントありがとうございます!--

私は海外に出たことがありません。九州もいまだ未踏地です。
北米ですか・・・・・・・・・・!
それだけで尊敬に値します。(私の価値基準からすると)
でも、こうして読んでくれる人がいると分かっただけで、また書く意欲がわくというものです。
コメント0が続くと、空しくなってきますので。
またお暇なときに覗いてみてください。
by: 山田里志 * 2007/09/22 13:18 * URL [ 編集] | page top↑
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