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日本政策金融公庫と裁判所(その3)
2008 / 10 / 28 ( Tue )
それは被告人に対する弁護人(弁護士)の追及でした。

弁護人は、被告人に有利なように弁護するのが普通だとばかり思っていたのですが、ここで弁護人は、被告人に対して厳しい追及を始めたのです。

・預金通帳と印鑑、キャッシュカードが犯罪に利用されるとは考えなかったのか!

・通帳等を闇金業者から依頼されたときに何故きっぱりと断らなかったのか!

・名義を貸した人が罪に問われなかったとはいえ、数日拘留されたことをどう思っているのか!

・それらの通帳等が振り込め詐欺に使用されたことをどう思っているのか!

・そもそもサラ金や闇金に手を出した自堕落な生活がこういう結果を招いたのではないか!

等々で、そうした追求はむしろ検察官がすると思っていたので意外でした。
また裁判官からの質問にも鋭いものがありました。

当初被告人は、通帳等を譲渡したのは、
「闇金業者から、『言うとおりにしないと若い者を向かわせて殺すぞ。言うとおりにすれば返済するためのお金をやるから』と言われて、怖くてやってしまった。通帳等が犯罪に使われるかどうかよく分からなかった。」
と言っていたようですが、裁判官は、通帳等が犯罪に使われることを十分に認識していながら、金銭目的で詐欺を働いたのではないのかと、そこの部分を質問してきました。

「一回数万円を他人(闇金業者)が支払って通帳等を受け取ることは、犯罪に利用するであろうことは、十分に分かっていたのではありませんか」

「もうしわけありませんでした」

「分かっていたかどうかを聞いているのです。」

「もうしわけありませんでした」

「通帳等を作ればお金がもらえたわけですね。また他人がお金を支払ってまで手に入れた通帳等は、悪いことに使われるとは思わなかったのですか」

等々を確認していました。

それは弁護人と裁判官が、通帳等が果たした役割とそれに手を染めた重大性を、きちんと被告人に認識させようとしているようでした。

つまり犯罪を裁く場であると同時に、被告人に対する教育または更生の場でもあるような印象を受けました。

最後に検察官が「懲役1年」の求刑を求め、弁護人が「情状酌量を含めた寛大な判決」を求め、裁判官は半月後に「結審」することを通知しました。

この間ちょうど1時間でした。
それは(表現は悪いかもしれませんが)、何かすばらしい人生ドラマを見たような気分でした。

反面、刑事被告人たちにとってははじめての経験でも、司法にとっては膨大な裁判の一つに過ぎず、流れ作業によっててきぱきと案件を処理していく作業のようなものを感じました。

ともあれこれから先、今回の事件の結審を含めて、裁判所へ足を運ぶ回数が増えるような予感がしています。

今回の裁判の傍聴は、もしかしたら時間がたっぷりとある専業大家の、上手な時間の使い方の参考例(一例)になるかもしれません。(終)

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15:28:27 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
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残念ながらまだ一回も見たことがありませんが、傍聴マニアが居るくらいですから何か、得るものは大きそうです。
by: ケン吉 * 2008/10/29 21:22 * URL [ 編集] | page top↑
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>ケン吉様へ
コメントありがとうございます。
「傍聴マニア」に私もなりそうです。(笑)
実は先日も傍聴してきました。
「離婚(親権)訴訟」の裁判でしたが、これも公開なのですね。
プライバシーも何もあったものではなくて、びっくりしました。
ある意味、社会勉強になりました。
by: 山田里志 * 2008/11/03 12:37 * URL [ 編集] | page top↑
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